水関連の外資企業 ウォーター・ファンド(水ファンド)の投資信託で資産を殖やす運用術

シーメンスの水事業

原子力(原子力発電・核兵器)産業企業であるシーメンス(独)は、水事業会社メケロット(イスラエル)と提携し、「水の浄化事業」を中国で始めました。

中国の麻薬組織(地下経済)であるマフィアを支配し、その資金で動いている中国共産党を支配するイスラエルに、中国国内に勢力のないドイツの企業シーメンス水事業を推し進めるために支援を求めたと言う事になります。

ナチス企業としてユダヤ人虐殺に力を貸したという過去を持つシーメンス社が水事業でイスラエルというユダヤ人の国に支援を求めたのです。

核兵器産業はエネルギー産業であり、シーメンスが進める水産業であると言えます。

ドイツはEUの産業的中核を成していますが、大きく水事業を展開するシーメンスの本社ビルが、創設以来ずっとドイツの財務省等の本庁の「敷地内」に、本庁建物と並んで建ち続けている姿を見ると、この水事業において大きな力を持つシーメンスがドイツ「そのもの」である事を実感しまず。

GEの水関連事業

GE水関連事業として、エネルギー効率の高い発電設備の開発、リサイクルプラスチックの応用技術などを東京電力、キヤノン、トヨタ自動車などと協力して開発しています。

GEのJeffrey R.Immelt氏は、ecomaginationに関する日本での取り組みについて、「航空機エンジン、風力発電システム、家電製品、医療用画像診断装置、そしてGE水事業における水処理システムなど幅広い商品とサービスをグローバルに展開する。

環境技術への投資は利益を生むこともできる。」と語り、GE水関連事業を含む、環境に関する技術の開発や顧客に対する支援を成長戦略としていることを発表しています。

水関連事業に力を入れるGEは、2010年には、15億米ドル(約1650億円)を環境に関する研究開発に投資し、2010年には少なくとも200億米ドル(約2兆2200億円)の売り上げを見込んでいます。

その後も、エネルギー生産、消費を効率よくする素材を使った再生可能エネルギー源、節水、浄水を可能にする製品とそのサービスなど、GE水関連事業などに力を入れて行く計画です。

モンサントの水事業

モンサント(米)の水事業における柱は、すべての生物にとって欠かせない水をいかにしてコントロールするかということです。

そして、この水事業モンサントは「未来の中核ビジネス」として位置づけています。

そして、バイオテクノロジー企業を次々と買収し始めたことで、モンサント水事業には1996年から新しい動きが出始めました。

1999年から、モンサント水事業に不可欠な世界各地の水関連企業の水源地の利権確保に本格滴に力を入れ始め、世界の水支配に動き出しました。
多くの人口を抱え、水不足に直面している国々を相手にした、新たな水事業モンサントは立ち上げたのです。

世界的な水不足の状況は、今後も悪化する一方であることは確実であり、今後は国家機関やNGOが資金を提供するであろうと考え、2008年までにモンサントは水関連事業においてまず、最初に目をつけたインドとメキシコだけで6300万ドルの利益を生み出す計画を打ち出しました。

またモンサントは、世界銀行に対して上下水道の民営化と水利権の売買を民間企業の民営化に資金提供と技術指導を約束するようになり、そして、それらの事業を請け負い、水から利益を生み出すことができるビジネスモデルを確立することになったのです。

テームズ・ウォーターの水事業

1989年のサッチャー改革で、英国の地域水道公社として水事業を行っていたテームズ・ウォーター(英)は民営化されました。

国内の水事業は飽和状態なため、民営化し、外国に進出しなければならないというのが民営化の理由でした。

水事業におけるテームズ・ウォーターの業績は、ヴェオリアほどではないですが、それでも年間5000億円くらいにはなっています。

現在、水事業大手のテームズ・ウォーターは世界第3位の水道会社で、世界46カ国の5100万の人々に水を供給しています。

ヨーロッパで最も大きい総合公益事業会社であるRWE社の一部門となったのが2000年11月で、そして、RWEグループの中でテームズ・ウォーターは全ての上下水道事業の運営管理会社となりました。

一時、ドイツに買収されましたが、今は、オーストラリアのケンブルウォータに買収され、テームズ・ウォーター水事業を行っています。

ベオリアの水道事業

フランス政府の水道局から発展した会社であるベオリア(仏)は、世界一の水道事業関連会社です。

この世界最大の水道事業会社であるベオリアが日本の水道事業に本格参入します。

傘下に中堅水処理会社の西原環境テクノロジーを収め、自治体から上下水道の運営を受託するというのが、日本でのベオリア水道事業です。

規制緩和で、日本の水道運営の民間委託が解禁されたため、今後は市場拡大が見込まれています。
日本の市場開拓をするのに、官公庁にパイプを持つ西原環境の事実上の買収は、日本でのベオリア水道事業の大きな足がかりになります。

日本法人のヴェオリア・ウォーター・ジャパンが西原環境を子会社化して社長も派遣しました。2006年の出資は20%でしたが、現在は51%に引き上げられています。

今後は西原の組織改革を進め、ベオリア水道事業での日本の市場開拓を本格化して行く計画です。

スエズの水道事業

世界の水道事業は、スエズ(仏)等のフランス系が握っています。

水道事業においては、スエズ(仏)、ヴェオリア・エンバイロンメント(仏)、テムズ・ウオーター・ユーティリティーズ(英)の3社が、世界の上下水道を支配する水男爵・ウオーター・バロンと呼ばれ、この業界を独占しています。

1858年創業のスエズは、水道事業においてスエズ運河を作った会社で、ヨーロッパ最大級のエネルギー会社です。
そして、その上下水道事業部門はスエズ傘下のオンデオ社が担当しています。

1853年創業のヴェオリア・エンバイロンメント(仏)は、複合コングロマリットのヴィヴェンディから上下水道部門が独立しました。

テムズ・ウオーター・ユーティリティーズ(英)の母体は、1973年に設立されたテムズ水道局です。

「世界水会議」をフランスのマルセイユに作り、国際連合や世界銀行などと共に専門家を使ってヴェオリア・エンバイロンメント、テムズ・ウオーター・ユーティリティーズ、スエズは、「水道事業は民営化すべし」という国際世論を作り上げました。
そして、「上下水道部門を民営化しなければ、世界銀行が融資しない」という自分らに圧倒的に有利な制度まで作り上げています

ダウケミカルの水事業

化学事業世界最大手の米ダウ・ケミカル水事業において、水処理に使う逆浸透膜など(海水を淡水化するなど)を25%増産する計画をたてました。

8800万ドル(約95億円)を投じて、ミネソタ州にある工場の生産能力を増やし、2008年10月期〜12月期の稼働を目指すというのが今回のダウ・ケミカル水事業の拡大計画です。

この決定は、世界的に急務になっている水不足問題の解決のために、需要が急激に拡大すると判断した結果です。

水事業最大手のダウ・ケミカルは、逆浸透膜で市場占有率4割を占めます。

日本企業の日東電工や東レも、ダウ・ケミカルと水処理事業においてシェア首位争いをしています。

今回のこのダウ・ケミカル水事業拡大には、この日本勢の攻勢をかわす狙いもあるとみられます。

また、ダウ・ケミカル水事業における地域発展への貢献の一つとして、目標として掲げている“2015年サステナビリティ(持続可能性)”のため、ジョルワ、スバ、バダドラの隣村の計1万世帯に清潔な飲料水を供給するため、750万ルピー(約1950万円)を寄付する」という計画を発表しています。

ダウケミカル社の逆浸透幕について

アメリカのダウケミカル社が開発した浄水器は、逆浸透幕(RO)という、米国食品薬品局(FDA)の認可を世界で唯一取得している、植物や動物の細胞膜に近い人工の膜を使用しています。

ダウケミカル逆浸透幕(RO)を使用した浄水器は、NASAの宇宙飛行士、砂漠地帯での水の供給システムにも応用され、高い評価を得ています。

化学薬品の水銀、トリハロメタン、ダイオキシン、病原微生物、放射能等についても、ダウケミカル逆浸透幕(RO)を使用した浄水器は、高い除去機能を持っています。

河川、湖沼、池、プール、貯水槽など殆どの淡水中のすべての有害物質を除去し、毎分2リットルの飲料水を生成する能力をダウケミカル逆浸透幕(RO)を使用した浄水器は有します。

1万分の1ミクロンフィルターとい非常に細かいフィルターを使用することにより、ダウケミカル逆浸透幕(RO)を使用した浄水器は、世界的な規模でシェア1位を確保しています。

S&P グローバル・ウォーターって何?

iシェアーズ S&P グローバル・ウォーターは、水道産業(水道施設や水処理設備事業を含む)の世界大手企業の株式への幅広い投資を提供します。

iシェアーズ S&P グローバル・ウォーターは、事業の過半が水道産業である世界各国の企業の動向を反映する株価指数を指標とします。iシェアーズ S&P グローバル・ウォーターは、S&P社の専門家が設計した、スタンダード・アンド・プアーズ・グローバル・インデックス・シリーズの一つです。
世界最大の金融市場情報提供業者であるスタンダード・アンド・プアーズは、79種類にも達する主要な指数グループを世界に提供しています。
バークレイズ・グローバル・インベスターズが運用するiシェアーズ S&P グローバル・ウォーターは、ロンドン証券取引所に上場している上場投資信託(ETF)です。

S&Pグローバル・ウォーター・インデックスは、バークレイズ・グローバル・インベスターズ・リミテッドN.A.がその使用の許可を得ている、ザ・マグローヒル・カンパニーズ・インコーポレーテッドの商標です。

グローバルウォーターETFはどう?

マネックス証券では豊富に取り揃えられた海外ETF(上場投資信託)の一つに「パワーシェアーズグローバルウォーターETFがあります。

AMEXに上場されている「パワーシェアーズグローバルウォーターETFの運用会社はインベスコ・パワーシェアーズで、パリセーズ世界水事業指数に連動しており、世界の水事業関連企業に投資します。

パワーシェアーズグローバルウォーターETFが従来のETFと違うところは、S&Pグローバルウォーター指数などよりも、高いパフォーマンスを目指しているインテリジェントETFであると言うことです。

ニューヨーク証券取引所に上場されている「パワーシェアーズグローバルウォーターETFの信託報酬は年率0.75%と高いものになっています。

ETFはコストの低い投資方法です。
ですから、グローバルウォーターなどのETFは、日本にある既存の水関連投資信託のコストの高さを露見することになるでしょう。

グローバルウォーターなどの水関連ETFは他と別の動きをすることがあるので、少しだけ買ってみて、様子を見てみるのも良いかもしれませんね。